開業形態

ビル診、戸建て開業、既存歯科医院を承継する開業、いろいろな形態が
ありますが、
大きく分けて「戸建て開業」と「テナント開業」についてご説明します。

戸建て開業

土地から購入して、診療所を建築して開業する形態です。

初期投資が高額となり、自己資金が少ないと、開業後の経営を圧迫する場合が
あります。

 【メリット】 

  ・思い通りの設計が可能
  ・テナント開業よりもスペースに余裕がある
  ・地域に根ざした診療所経営ができる

 【デメリット】

  ・開業資金が高額となり、資金繰りを圧迫する場合がある
  ・移転することが難しい



テナント開業(ビル診)

建物の一部を借りて開業する形態です。

現在、駅前等の繁華街で開業する場合は、ほとんどがこのテナント開業です。

初期投資の費用が少なく、賃貸用のビルが多い駅前等でも開業できます。

賃貸のため、スペースに制限があり、使用に際しては制約もあります。

歯科医院は、配管の関係で床を上げるため、天井の高さにはご注意下さい。

テナント開業は、駅前や繁華街での開業がほとんどですので、場所柄、駐車場の
確保ができない場合があります。

 【メリット】

  ・購入の戸建て開業よりも開業資金を抑えることができる
  ・交通の便の良い場所が多く、多くの人が集まり、集患に有利

 【デメリット】

  ・面積や構造に制約があり、家賃との兼ね合いで、十分な診療スペース
  を確保できない場合がある
  ・繁華街の場合が多く、十分な駐車場台数の確保が難しい


注意していただく点

不動産業者に物件探しを依頼する場合は、希望する地域や希望坪数を伝えて、
 探してもらいましょう

ユニットの台数、技工室の有無で必要な坪数が異なってきます。
 通常、ユニット3台ですと、最低20坪くらいは必要になります。

希望は1階でも、なかなか見つからない場合があります。
 やむなく2階より上の階を借りる場合は、エレベーターのあるビルを選びましょう。
 また、置き看板や壁面の看板等、広告に一工夫が必要になります。

天井の高さに注意しましょう。
 歯科は配管の関係で、床上げしなくてはなりません。
 ビルによっては、天井の低い物件もありますので、要注意です。

電気の容量を確認しましょう。
 電気の容量は大きなものが必要になりますので、ブレーカーに「電灯」「動力」が
 設置してあるか、必ず確認しましょう。



 

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